2025年2月20日(木)、バンコク病院 R棟7階にて、日本の国立がん研究センター中央病院とバンコク病院との協力関係締結3周年を記念した「ワールドキャンサーデー特別セミナー」が開催され多くの方に参加いただきました。本セミナーでは、乳がんと大腸がんの最新治療法や予防について、専門医による講演とパネルディスカッションが行われました。
また、バンコク病院ワタノソットがん病院院長のDr. Thiravud Khuhapremaより、日本とタイのがん事情について説明がありました。日本では高齢化によりがんの罹患率が上昇していますが、健診と早期発見、治療の技術が発展しています。一方、タイでは近年、食生活や生活習慣の変化に伴いがんの発症率が増加しており、特に乳がんや大腸がんの予防‧早期診断の重要性が重要視されてきています。
本セミナーを通じて、乳がん‧大腸がんに関する最新の知識や予防の重要性が広く共有され、参加者からも「非常に有益な内容だった」「専門医の話を直接聞くことができてよかった」といった声が寄せられました。
今後もバンコク病院と国立がん研究センター中央病院は、がん医療の発展と早期発見、予防の啓発活動を継続してまいります。また、両病院は今後さらに連携を強化し、最新のがん治療技術や研究成果の共有を進め、患者様へQOL向上の提供を目指してまいります。