胃の逆流症候群

胃の逆流症は、食道の筋肉が開いた状態になり、胃にある酸や消化液が食道に流れ込む状態です。この病気は乳幼児に多く見られ、多くの場合は成長と共に自然に解消されますが、症状が残るケースも稀にあります。

食事中や食後に胃の内容物が食道に逆流することで胃の逆流症が発生します。

食道は、胃と口をつなぐ管状の構造で、食道と胃との接続部には、食物が胃に入る際には開き、胃の内容物が食道に逆流するのを防ぐために閉じる、リング形状の筋肉があります。このリング形状の筋肉を下部食道括約筋と呼びます。

バンコク病院の消化器・肝臓センターでは、消化器系の問題や異常に関する相談やケア、内視鏡検査、最新技術を駆使した手術治療から、手術後の回復ケアまでを提供し、再び良好な生活の質を得るためのサポートをしています。