BDMSメディバックセンターは、新型コロナウイルスの感染が確認された患者さんや疑いの強い患者さんに対して、陰圧のポータブル隔離室を用いて、タイで初めてヘリコプターによる緊急医療搬送サービス（SKY ICU）を提供する準備が整っています。新型コロナウイルスの大流行を考慮し、完全な個人防護具（PPE）を含む国際基準の空気感染予防策を厳格に順守しています。経験豊富でよく訓練されたフライトドクター、正看護師、フライトコーディネーター、航空専門家による医療搬送は、必要な時にいつでも連絡が取れるので、患者さんは安心して治療を受けることができます。
医療航空における厳格な安全ポリシーに従い、救命措置として空輸される患者は、新型コロナウイルスの複雑な制限にもかかわらず、ポータブル陰圧隔離室を使用し、当社の認定航空チームの医療監督の下で綿密に管理されて移送されることになります。着陸後は、救急車や移動式ICUを含む地上搬送により、指定された病院へ患者を容易に搬送できるよう準備します。高度な医療搬送技術と救急医療機器に支えられ、陸、海、空を含むすべての輸送手段を容易に起動させることができます。以下はその例です。
- 地上救急車と移動式ICU
- 航空輸送用固定翼機
- 回転翼機（例：航空輸送用ヘリコプタなど）
新型コロナウイルスの危機が世界中の人々の健康に壊滅的な影響をもたらしていました。新型コロナウイルスの感染が確認された患者や新型コロナウイルス感染のリスクが高い患者を空輸する際の標準安全手順が徹底的に強調され、病気の感染を防ぎながら最高度の安全性を確保することができました。新型コロナウイルス患者以外にも、バンコク病院本部感染管理部、タイ公共保健省疾病管理局、タイ民間航空局（CAAT）の許可のもと、陰圧式ポータブル隔離室を用いた医療搬送は、活動性結核患者やその他の空気感染症患者の搬送にも適用されています。
BDMS救急センターは、新型コロナウイルス感染症を含むあらゆる緊急事態の患者さんに、24時間体制で緊急医療搬送サービスを提供できる体制を整えています。タイ国内だけでなく、近隣諸国にもサービスを展開しています。私たちの究極の目標は、フライト中、経験豊富な認定航空チームの厳重な管理のもと、患者が適切かつ迅速に最寄りの病院へ搬送され、タイムリーな救急治療を受けることができるようにすることです。